8 川口市産品フェア2017について
◆37番(稲川和成議員) 御答弁ありがとうございます。
昨年9月定例会でこの質問を取り上げて以来、櫻井忍夫先生について、ネット等で私も一生懸命、勉強して参りました。徳川時代の文久3年に愛知県、現在の稲沢市に生を受けた先生でございますが、ジョサイア・コンドルというイギリス人建築家の流れをくむ、すばらしい建築家が設計した旧田中家住宅でございます。耐震補強工事が必要とのことでした。今後の利活用のためにも、耐震化を進め、しっかりとした計画を策定するとともに、引き続き国の重要文化財への指定を目指していただきたく要望し、次の質問に移ります。
大きな8は、川口市産品フェア2017についてであります。
3年前に奥ノ木市長が就任され、以来、「川口の元気づくり」の実現を加速するために、市内中小企業の生産性と魅力を高め、雇用を創出していく経済政策を実行するオクノミクスを実施し、さまざまな成果を上げています。その一つが、「市産品公共事業活用促進制度」であり、市産品を市内公共事業へ積極的に活用することであります。また、適正品質、適正価格であれば、できる限り市内事業所を優先することで、市内経済の好循環を生み出しております。この公共事業への活用促進を加速させている大きな要因が平成27年度より実施している「川口市産品フェア」であります。本年度は規模を拡大し、出展ブースも約150ブースに増やす予定であると伺っております。まずはこれを足掛かりに、市産品の販路拡大がますます加速するよう、私も宣伝に努めているところであります。
この川口市産品フェアに関して市民の皆様からいただく要望が、川口市産品フェアの会場内に点在する市役所のブースを1か所に集め、それぞれの宣伝を行なってはいかがかということであります。市民向けサービスや補助制度など、一度にお知らせする絶好の機会だと思いますが、市の見解についてお伺いします。
◎奥ノ木信夫市長 稲川和成議員の8番に対する御答弁を申し上げます。
市内経済の好循環を創出することを目的として、まずは市民の皆さんに川口市産品を知っていただき、使っていただき、広めていただきたいという思いから、私が市長に就任した翌年から川口市産品フェアを開催しております。本年度も3回目となる「川口市産品フェア2017」を10月27日から29日までの3日間、SKIPシティで開催することといたしました。昨年度は、延べ5万3,600名もの方に御来場いただきましたが、約8割の方に市内からお越しいただきました。こうしたことから、本年度は分散していた市役所各課のブースを1か所に集積させ、市民向けサービスや補助制度など、本市の施策をワンストップでお知らせすることにより、御来場いただいた市民の皆さんの利便性の向上を図ることといたしました。私は、この市産品フェアを通じて、まずは市民の皆さんに、そして日本全国に本市の魅力である「ものづくりのまち川口」を発信するとともに、「みんなでつくる川口の元気」の実現に向け、鋭意取り組んで参ります。
以上です。