9 洪水発生時における垂直避難について

◆37番(稲川和成議員) 市長、4度の登壇ありがとうございます。
 今回、3回目となる「川口市産品フェア2017」も、御来場される方々の満足度が高くなるよう万全の準備を整えて臨むことを期待しております。

 では、次、大きな9に移ります。
 洪水発生時における垂直避難についてであります。
 一昨年9月の関東・東北豪雨による鬼怒川の氾濫や、昨年8月に観測史上初めて東北地方に上陸した台風10号による記録的な大雨により、大きな被害が発生しましたことは記憶に新しいところでございます。
 本市におきましては、近年、大規模な水害は発生しておりませんが、川口市洪水ハザードマップによると、200年に1回程度の規模の大雨により荒川の洪水が発生した場合、横曽根地区、中央地区、南平地区などにおいて、2から5メートルの浸水が想定されております。
 本市では、荒川の洪水発生時に、浸水想定区域外の市北部に避難していただくこととなっておりますが、緊急時においてはこうした避難が間に合わない方々が発生することも予想されます。私は、このような場合、建物の上層階へと避難する垂直避難が有効であると考えております。

一般質問稲川先生似顔絵 洪水発生時における垂直避難について

洪水発生時の垂直避難について本市の見解をお伺いいたします。

一般質問答弁用

◎松木明彦危機管理部長 御答弁申し上げます。

 議員御指摘のとおり、洪水発生時における垂直避難につきましては、荒川の浸水想定区域はもとより、市内全域においても内水氾濫対策として有効であると認識しておりますことから、垂直避難の対象となるマンションや大型商業施設について、洪水時一時緊急避難施設として指定を進めるため、関係機関と協議して参りたいと存じます。
 以上でございます。