6 スポーツ施設の柔・剣道場への空調機設置について
◆37番(稲川和成議員) 市長、御答弁ありがとうございます。
救急車を1台加増していただけるとの非常に前向きな答弁をいただき、ありがとうございます。しかも地元芝園分署、ここは唯一救急車が配置されておらず、これまで我が自由民主党川口市議会議員団でも何度となく要望を重ねてきた事案でもありました。奥ノ木市長の英断に心より感謝を申し上げます。
今後も市民の安全・安心の確保のため、さらなる救急サービスの向上に努めていただくことをお願いし、次の質問に移ります。
大きな6は、スポーツ施設の柔・剣道場への空調機設置についてお伺いします。
近年では、夏季におけるスポーツ施設の室内温度が40度を超える日があるなど、大変過酷な現状も聞き及んでおります。特に近隣住民との騒音トラブルの懸念により、全ての窓を開放できず、熱中症の危険と隣り合わせで活動せざるを得ない柔道・剣道においては、子どもたちが夏休みとなり、技術の上達が見込める絶好の期間である7月、8月の活動を健康面の配慮から制限をしたり、中止も検討せざるを得ない状況であるとのことであります。
こうした中、過日、川口市柔道連盟並びに川口市剣道連盟から活動拠点である体育武道センターの柔道場及び剣道場に空調機を設置してほしい旨の要望が寄せられました。本市には体育武道センターのほか、芝スポーツセンター、鳩ヶ谷武道場にも柔道場・剣道場があります。こうした施設も夏季に稽古の継続が可能となるよう、早急に環境整備を行う必要があると考えます。
これらの施設にぜひ空調機を設置していただきたいと考えますが、見解をお聞かせください。
◎茂呂修平教育長 御答弁申し上げます。
近年の地球温暖化による気温の上昇に加え、柔道・剣道特有の騒音トラブルを懸念し窓を開放できないことから、空調機設置につきましては、熱中症対策の一環として、その必要性は認識しているところでございます。また、昨年4月に発生した熊本地震をはじめとする自然災害に伴う避難等につきましては、さまざまな教訓と課題が示されており、今年度、新たに柔・剣道場を避難所に指定したところであり、暑さ寒さ両面の対策が求められております。こうしたことから、施設の環境整備により、武道を通した生涯にわたる人間形成の場として、さらには災害時の防災拠点として施設が有効に活用されるよう、設置に向け検討して参りたいと存じます。
以上でございます。