4 (仮称) 子ども発達相談支援センター設置の進捗状況について
◆37番(稲川和成議員) 今後も、川口市の宝となるすばらしい美術作品が増えることと思いますが、そうした作品を市民が鑑賞し、気軽に集い交流できる、ほかの美術館には見られない川口ならではの魅力ある美術館が整備されることを期待しております。
なお、川口市には若手の洋画家等、美術家が大変多くお住まいになられております。宇田川格さん、吉住裕美さんをはじめとする若手の皆さん、この方々は白日会の会員でもあり、川口市美術家協会の事務局長も務めている方でございます。
なお、初代市長の御長男でありましたブロンズ像で有名な岩田 健さんの数多い作品等も川口市にあるわけでございますので、こうした作品をすばらしい美術館で、多くの市民にいつでもどこでも見られるような、そういう美術館をつくっていっていただければと思うところでございます。
大きな4 (仮称)子ども発達相談支援センター設置の進捗状況について、お伺いいたします。
平成30年12月定例会において、我が党の吉田英司副団長から(仮称)子ども発達相談支援センターの設置について質問したところ、市長より「平成32年度の開設に向け準備を進めております」との答弁をいただきました。
乳幼児から切れ目ない福祉、教育、医療、保健を一体とした専門機関として設置の準備を進めている(仮称)子ども発達相談支援センターの設置は、我が党としても悲願であり、「未来の宝 子ども達のために」を政治スローガンに掲げる私も、本センターの担う役割は非常に大きいものであると期待しているところであります。

開設まで約1年と目前に迫っておりますが、具体的な開設時期や場所についてはどのように検討されていますでしょうか。
また、現在、センター設置に向けてどのような準備を進めているのか、お伺いいたします。

◎奥ノ木信夫市長 大きな4番について御答弁申し上げます。
(仮称)子ども発達相談支援センターにつきましては、現在の青木清掃工場緩衝緑地の一部に、平成32年4月の開設に向け、鋭意取り組んでいるところであります。子どもの発達については、不安や悩みを抱える方が多くいることから、私はセンターが市民の皆さんにとって、わかりやすく、安心して相談できる場となるよう、福祉、保健、教育、医療等の関係部局による検討会議の設置を指示し、現在、支援体制等について検討を進めているところであります。
また、センター設置に向け、平成31年度より、医師等による専門相談を新たに実施するほか、相談員を増員し、相談体制の強化を図る予定であります。
センターが保護者に寄り添いながら、子どもにとってよりよい支援方法を考え、適宜適切な機関やより専門的な機関に丁寧につなげるなど、発達障害支援に係る本市の中心的役割を担う機関となるよう鋭意準備を進め、今後も中核市川口にふさわしい発達障害児等の施策の充実に努めて参る所存であります。
以上です。